春、四月。あっという間に四月も終わりに近づきました。
新年度が始まり、少しずつ新しい生活のリズムが整ってきた頃かと思います。
おうちでも、日々の変化を感じながら過ごしていらっしゃるのではないでしょうか。
子どもたちにとっても、この春は大きな一歩の始まりでした。
初めてのこと、新しい環境、流れの変化…。そんな毎日の中で、きっと心の中には緊張や不安があったことでしょう。でも今では、表情もぐっとやわらかくなり、それぞれのペースで新しい環境に慣れてきているように感じます。
四月のはじめこそ、雨の日が続きましたが、今では気持ちの良い日差しや風の中で、子どもたちはのびのびと過ごしています。散歩から帰ってきた時に見せる表情や、その日あったことを話してくれる声のトーンから、思いきり遊んできたんだろうなと感じる瞬間がたくさんあります。
春の広場では、自然との出会いがたくさんあります。
ちいさな草花、虫たちの動き、季節の香り…。
そんな日々の中で、子どもたちの心も少しずつほぐれていくようです。
笑ったり、泣いたり、時には怒ったり。何かに夢中になっていたり、友達と顔を見合わせて笑っていたり。保育者と寄り添って過ごす穏やかな時間も、そのすべてが、「今」の大切な育ちの瞬間です。
これから子どもたちは、この場所で仲間と共に、さまざまなことに出会い、経験し、たくさんの「自分らしさ」を育んでいきます。一人ひとりの歩みはそれぞれ違いますが、どの子も、その子らしく伸びていけるよう、私たち保育者も日々、丁寧に寄り添っていきたいと思っています。
お子さまの成長を、保護者の皆さまと一緒に喜び合える日々を、これからも楽しみにしています。
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