『コミュニケーションと食べる、飲むの専門家』である言語聴覚士の菅野由利子先生をお迎えして
「ことばがなかなか出てこない」「発音が不明瞭」「吃りがある」「食べ方に特徴がある」など子どもたちに見られる姿や、「集団への声掛けでは理解できない」「複数の指示が入らない」「個別の声掛けでもなかなか理解を得られない」などの理解に関すること。
保育の現場では、ことばや食事に関する子どもたちの様々な姿に出会うことが少なくないのではないでしょうか。
今回の講座は、ことばの発達の知識やその子の特徴を理解すること、そして子どもたちに対しての具体的な支援方法を知りたい!という支援者の皆さまと一緒に、口の役割、ことばの発達の道筋、ことばの発達の遅れなど、そして、保育現場での具体的な関わり方について、お話いただきたいと思います。
【対象】
保育・療育に関わる保育者・支援者
保育園 / 幼稚園 / 認定こども園など
放課後等デイサービス / 児童発達支援など
上記のような子どもに関わる職場で就業中の方や、学生など就業予定の方も対象とします。その他の領域で子どもに関わる支援者もご参加いただけます。
【日時】
2024年5月18日(土) 9:30〜11:30
※9:10開場 受付開始
【定員】
30名 お申し込み先着順
【会場】
保育園KIDS SMILE LABO 神奈川県厚木市旭町1-7-3HAYASHIビル2階
【講師】
菅野由利子先生
社会福祉法人 宝もの 理事
言語聴覚士
東京都言語聴覚士会・特別支援教育部アドバイザー
東京都特別支援学校外部専門家
菅野由利子先生より
多様性の現代に生きる個性満載の子どもたち、一人ひとりに受け入れやすいコミュニケーションを工夫できたらこどももおとなも幸せに暮らせます。
特に発達が気になる子どもたちの「この世を受け止め、理解する」そのやり方は、定型と言われる多数派とは「まったく異なる」状況があります。
見え方、聞こえ方、動きの感じ方など当事者が語る子ども時代の苦労を多数の視覚情報を使ってご説明します。また、「楽しい会話・おいしい食事・体を動かす」ことが認知の発達の土台になることから、この部分の楽しい、実習も考えています。