親や保育者
安心できる大人の近くにいた子どもたちが
少しずつ少しずつ世界を広げる
時々こちらを振り返りながらも
そばを離れて遊べるようになったのは
愛着という強い絆で結ばれた大人の存在があるから
何度も転び、痛い思いをしながらでも
目の前に広がる好奇心のままに
何度もチャレンジをする
心配になることもあるけれど
自分の世界を広げようとする
その気持ちや姿を尊重し、あたたかく見守る
日々の生活の中での
一つ一つの「できた!」の気持ちを共に喜び
分かち合いながら
またやってくる新しい体験との出会いを面白がる
できたりできなかったりの経験を繰り返しながら
子どもが自分の感覚や解釈の中で
その子らしく世界を広げていけるように
やってみたという行動そのものを一緒に喜び
私たち大人も子どもたちの姿を信じて
広がりゆく世界を共に味わい楽しもう